そして、退職です、今までの制限が一切なくなりました。
私は、投資銀行業務で外国為替、デリバティブ、国債に15年以上携わってきました。負けるわけないと思ってました。まず、始めたのが、FX証拠金取引です。私がメインで行っていたのは外貨の売り・円買いでした。EURやSTGで半年で200万円程儲けました。そして、コロナを迎えた2020年4月、一旦AUDが62円や63円を3月につけ、それが4月に70円程度まで戻してきました。当時はまだ、中国のコロナ状況を読めなかったことと、中国とオーストラリア両国の政治的な関係が引き戻せない位悪くなってきたことを踏まえ、1AUD当たり70円～75円で合計100万ドル位の売りポジションを持つことになってしまいました。しばらくは、寝かしておりましたが、徐々に損切りを行ない400万円位の損で全てのポジションをCLOSEしました。前年の儲けを吹っ飛ばし、200万程度の損です。そんな中、外国為替をもうやらないかというと、わからないです。というのも、ギャンブルとしては、面白いんですよね。ただ、今の相場は本当にわからないので、当分は手をつけないつもりです(ポンドには興味深々です)。
また、退職時より、現物株には手を出しておりました。当初は、アメリカ株を幾つか買っただけでしたが、2020年3月～4月前半にかけて、リフレのキャストの「今、これ流行っている」とか「学校でこんなことはじまる」などの情報で彼女たちお勧め銘柄と、格安になった配当狙いの金融株をこの時期大量に仕入れることが出来ました。まだ、半分ほどは保有を続けておりますが、AUDの損もあるので、半分ほどは売却し、昨年はTOTALで損益トントンという状態まで戻せました。
恐らく、多くの人がある程度の年齢になったら、資産運用を考えるのかと思います。私は、たまたま現物株に救われましたが、やはりリスクはあります。少なくても、自分が信じた方向と逆の方向に3割・4割程度動いたとしても、自分の今後の人生が振り回されないような投資をすべきだと思います。
