私が会社を首になったのが、今から丁度1年半前の2019年の秋に差し掛かろうとする時でした。それまでは、朝の4時には起きて、6時には家を出て、6時半前には会社に入り、昼はコンビニサンドウィッチでデスクランチ。夜は、7時か8時には退社するものの、9時か10時頃から、カンファレンスコールを日付が変わるころまで続く生活を10年以上繰り返していました。
そんな私が退職。どうなったでしょうか。夜遊びについて別項目で既に記載しているので、そちらを見てください。
時間が、たんまりあります。それまで、知らなかった世界にどんどん触れていきました。その10数年の環境というのは、家にいても会社のPCにログインさえしてしまえば、全て業務上必要なことは全部できる環境だったので、他に何もいらなかったし、他のものに触れる時間もなかったというのが正直なところでした。ですから、Lineを始めたのも会社を退職後でしたし、Youtube、Netflixを初めて見たのも2019年ということになります。
ですから、当初は、普段はサラリーマンが避けるような混雑するお店に早めに行って、ゆっくり昼ご飯を食べて、夕方からは、ウォーキングデッド、ハウスオブカード、ナルコスなどのシリーズを飲みながら見る生活をしていました。
ただそんなことは、正直1～２か月もしないうちに飽きるんですよね。そこで、次に向かったのが、資産運用でした。おそらく、多くの早期リタイヤした人は同じ道を歩んでいるのではないかと思いますが。
金融機関勤務の人でも別に個人的に社外で資産運用してもかまいません。ただ、事前に会社内で承認を受けないと社内規定で処分されてしまいます。私も以前から個人的な資産運用には大変興味があったのですが、特に外資系勤務の時は、あらゆるインサイダー情報に触れていたので、例えばある株を買おうと思っても、買うのに承認手続きだけで1ヶ月、売るのにも1ヶ月かかってしまいます。これでは面倒で、個人としては全くやっておりませんでした。また、外国為替証拠金業者に取引口座を開設することも禁じられていたので、唯一行っていた資産運用は、外貨預金でした。
続く
