女性の価値がわからない『かわいそうな奴』

1990年代、学生時代を過ごし、社会人生活を始めていた。当時は、大学構内でお弁当を買っても、500円や550円。外で、ランチを食べれば、800円~1000円。カフェラミルなどのシャレオツな場所でコーヒー飲めば、700円・800円が普通だった。つまり、今は25年前の値段と全く変わらない。また、当時、出会い系で「いい思い」がしたければ、3万円や4万円は普通の金額だった。では、風俗はと考えると、決して今より安い金額ではなかったと思う。

そのような、価格帯の変遷のなかで、2000年代になると、牛丼250円前後・マックのハンバーガー59円という時代を迎えた。今では、これらの店はある程度標準的な価格帯に値段を戻してきてはいるが、明らかに彼らが日本にデフレの波を作った戦犯であることは間違いないだろう。というのも、この時代から、安ければいいという時代に全てが変わってしまった。

そんな日本の今の現実を書かれた本がある。

安いニッポン
『価格』が示す停滞

ビックマックの価格
日本 390円、米国 620円、スイス790円

ディズニーランド(ワンデイパス)
日本 8200円、フロリダ 14500円、パリ 10800円

イギリス人観光客にとって世界で『最も安い場所』
第三位 東京
第七位 ホイアン(ベトナム)
第八位 バリ(インドネシア)

海外の物価は夜遊びも含めて上がっている。パタヤ、バンコク、シンガポール、ジャカルタ・・、以前の価格を知っている者からみると、全て大幅に上がっている。でも、日本では物価も夜の世界も、この25年全く上昇がない。当時と同じ価格帯であれば、まだ許せるが、糞みたいな男たちによって糞みたいな店に客が集まっている。

女性が受け取る金額は、Ⅰ時間糞親父と時間を過ごして、1000円?2000円?馬鹿か?この国はどんなところだ。

先日、『ある馬鹿』がツイートしていた。
『相場とは買う人がいてなりたつということがわかってない。
これだけ売る人が飽和しているのだから値が下がるのは当たり前。ちょっと考えればわかること。』

一見すると正しい。ただ、商品が同一のものであればその通りだろう。ただ、相手にするのは生身の女性で、それぞれに別の価値がある。こんなことを言う奴は、一生低価格商品で遊んでれば良い。こいつには、一生価値あるものなんて見いだせないんだから。

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