社会人生活

社会人生活

日系から外資。不安しかない

新しい会社での最初の出勤日前夜。緊張感はあった。高揚感もあったと思う。何を今更と思われるかもしれないが、戸惑いもあった。ただ、前日の夜は一人で「やくざ映画」を見ながら、飲んで寝た。気合を入れる時は、いつもやくざ映画だ。 出社初日、同...
社会人生活

名誉棄損?威力業務妨害?偽計業務妨害?

それでは、訴えられた側(被告)はどうでしょう? 民事裁判で争う場合、弁護士を雇わずに、自分で争うことも可能です(もし、今後私が訴えられたとしたら、一度は弁護士なしでやってみたいですね。大学時代の模擬裁判を思い出して面白そうです。)。...
社会人生活

わたし、退職します

「辞めさせて下さい」ではなく、「退職します」という言葉がなにげなく出た。 恐らく、この言葉の違いを理解できるのは、ある程度の期間を働いて、退職という行為をした者しか感じ得ないだろう。 少なくとも10年以上働いた会社での退職であ...
社会人生活

何を怖がっているのですか

そんな中、ある大手外資系投資銀行のManager職のポジションが空いているとの連絡がメールであった。 外資系の場合、JOB DESCRIPTIONは、事前に明確になっており、そこに記載のない業務は原則職務範疇外であるということでお互...
社会人生活

外資系への転職活動って?

ただ、転職活動なんてどうすればよいのか全くわからなかった。 そこでまずは、日経新聞の求人欄に載っていた日系大手証券会社の役職がつかないポストに応募した。その部署の面接は思いのほか順当に進んだ。部長面接も通過した。 部署の人から...
社会人生活

元上司との再会

数週間後、上司と会うことができた。 上司「今、何考えている?」 私「正直、これから自分がどうしていいか・・。仕事はやってます。ただ、今は物足りなさも感じてます。」 「できるという気持ちもあります。でも、自分がどの程度かわ...
社会人生活

ヤクザと家族

久しぶりに映画をスクリーンで見たので、映画関連の感想を初めて出させていただきます。 ネタばれもちょっと含まれているので、これから見に行かれる方は、読み飛ばして下さい。 映画は、「ヤクザと家族」。 あくまで個人的意見ですが...
社会人生活

別れ

上司は、前に記載した通り、無口で黙々と仕事をする人だった。 部内でも群れる人ではなく、国内の銀行の役職者では極めて珍しいタイプの人だった。そして、上司と出会って3年位した頃、再度、上司から呼ばれた。 「俺は、来月退社する。お前...
社会人生活

昇格

ほとんどのメガバンクでは、入社7~8年程度で最初の本格的出世競争の結果が言い渡される。所謂、平社員から管理職への昇格人事の発表である。バブル期には、入社8年ほどで8割程度は昇格できていたらしいが、当時は4割~5割位まで落ちていた。 ...
社会人生活

10億ドルの損害

上司も部長も詳しかった。そして、冷静だった。 上司、「本来、払うべきだった外貨受取銀行に電話して、今から10億ドル受け取ることが可能か確認して。でも、多分無理だと思う。そして、10分後には、始められるようにフロントとバックオフィス、...
社会人生活

取り返しが、、、

時間は、2時20分頃になっていた。決済は、3時までだった。 政府系金融機関の担当者に再度確認しようと受話器を握ったとき、なんとなく「もやもや」したものを感じた。もやもやの綻びに気が付いた時には、受話器を握っていた。ただ、押さ...
社会人生活

天国から地獄

ある日、フロントの方と一緒に、お客様と取引条件を詰める為の訪問の機会があった。そのお客様は政府系金融機関で、従来は債券、FX、金利スワップの取引を行っている先だった。 そのお客様に新しくMTMの通貨スワップを導入するというものだった...
社会人生活

初めての喜び

がむしゃらに働いた。 最初は足りないことばかりだった。ただ、フロントの方々や上司に日々アドバイス頂きながら、CSA業務の中心をフロントから当部に持ってくることができるとともに、バックオフィスの人達と話す中で多くの修正もできた。 ...
社会人生活

トレーディングルームから

トレーディングルームを出て、席に戻った。 しばらく、ボーっとしていた。しばらくすると、無性にウィスキーをストレートでのみたくなった。タバコが吸いたくなった。何か逃げ出したい気持ちもあったのかもしれない。その日は、何も手につかなかった...
社会人生活

そんなある日

そんなある日、トレーダーのアシスタントから声をかけられた。 「CSA契約ってどの程度理解してますか」 それに対して、今まで自分で学んだことを一通り説明した。アシスタントの人は、その場でトレーダーのヘッドを呼んでくれた。 ...
社会人生活

無力感

自分で、それら商品の詳細な内容や問題点等を記載したシートを作成して、マーケット部門の人達何人かに持って行ったが、「置いといて」という言葉位しか返って来なかった。 そのことを上司に話をしたが、彼の言葉は、「次は何を勉強するの?また、来...
社会人生活

変化の始まり

目の前にあることを捌きながら、業務の勉強をしていても何も変わっていかなかった。上司の言葉があってから、1カ月、2カ月と月日が経つだけだった。本来の私の業務は内外のお客様との手続きや内部管理業務の見直しのはずなのだが、やっていることいえば、...
社会人生活

今から思えば「大切な言葉」

当時の上司は寡黙な人だった。 当初の半年は、彼とほぼしゃべることはなかった。チームミーティングもほぼ開かれることもなかった。だからと言って、他の同僚達のように俺のことを蔑むという感じはなかった。 職場の状況は、自宅療養から復帰...
社会人生活

全否定

当時、私が一緒に働くべき市場部門は銀行の中では極めて特殊な部門だった。 そこは、所謂、専門職と言われる人が多く、大部分が東大、京大、東工大の理数系学部出身者か院卒で入行以来営業店を経験せず勤務している連中だった。その部門を管理、効率...
社会人生活

極道の世界からの混沌

仕事に戻ろうとする頃には今まで遊んできたつけで借金が600万円を超えていた。一度結婚のご祝儀で200万円を返済したにもかかわらずだ。銀座のクラブ、SMクラブ、ソープランド、海外渡航費、使いすぎた。 当時は、銀行員の給与でも返済が大変...
タイトルとURLをコピーしました